8月27日の被災から20日以上が経過しました。
市内の土砂崩れなど、被害状況の全容はいまだ明らかになっていません。

土砂崩れの現場

土砂崩れの現場
罹災証明の申請件数は1,000件を超え、住家の床上浸水・床下浸水は合わせて550件を超えています。中には、能登半島地震で全壊・半壊の判定を受けた建物が、今回の豪雨災害によって再び被災したケースもあり、二重の被災に苦しんでいる世帯も少なくありません。
この間、障害がある人からは、「罹災証明書発行手続きができない」、「心が落ち着かず眠れない」などのご相談があり、職員が申請手続きの支援をしたり、自宅訪問や電話で相談支援にあたったりしています。

社協の職員が被災された方のお話を伺う
被災から時間は経過していますが、被災された方の生活状況は大きな変化はありません。
いまだ、浸水被害を受けた自宅や車庫、納屋などの1階部分や床下を乾燥させながら、被害のあった家の2階や浸水していない部分で生活している方がほとんどです。

床板を剥がし送風機で床下を乾燥させている民家

浸水し重たくなった畳をボランティアが運び出す様子
氷見市社会福祉協議会が運営する「氷見市災害ボランティア・支えあいセンター」に寄せられる相談では、「水害に遭った後の処理の仕方がわからない」、「高齢者だけで生活しており、濡れて重たくなった畳を持ち上げられない」、「床下を見たいけれど床板をはがせない」、「広範囲に流れ込んだ土砂が重たく運び出せない」、「毎日掃除に追われていて心身ともに疲れた」、「またいつ大雨が降るかと思うと心が休まらない」などの困っていることや不安な気持ちをお聞かせいただいています。

床下の泥出し作業はスペースも限られる

民家の敷地内に流入した大量の土砂。排水溝が埋まると少しの雨でも再度浸水被害を起こす危険がある

浸水した家から大人が数人がかりで家具を搬出

撤去した泥を土嚢袋に入れて搬出。一つ一つが重く体に負担がかかる。
また、被災前から介護が必要だった高齢者の中には、浸水により生活の拠点であった自宅1階での安全な生活が困難になり、やむを得ず市内の高齢者施設の「ショートステイ」を利用している人もいます。また、市内でのショートステイだけでは空きがなく、市外の高齢者施設などを利用している人もいます。
氷見市社会福祉協議会のケアマネジャーもお一人お一人の利用者やご家族の状況を踏まえながら、介護サービスの調整のほか、ご本人やご家族への支援を継続しています。
今後も、被災された方の支援を継続していきます。